2月の新築戸建て、首都圏平均価格は下落
(株)東京カンテイは7日、2024年2月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。
敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、
木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,420万円(前月比3.1%下落)と下落に転じた。
都県別では、東京都が5,213万円(同5.7%下落)と反転下落し、首都圏全体の価格を押し下げた。
神奈川県は4,695万円(同2.6%下落)と連続で下落。千葉県は3,747万円(同0.1%下落)とわずかに連続下落したが、
前年同月比ではプラスに。埼玉県は3,819万円(同2.7%下落)と連続上昇から反転下落。2月は全都県で価格が下落した。
近畿圏は3,626万円(同1.4%下落)と反転下落した。府県別では、大阪府が3,835万円(同0.6%上昇)と上昇に転じた。
兵庫県は3,719万円(同0.6%下落)と再び下落に転じ、京都府は4,162万円(同3.2%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。
主要都市の堺市(4,090万円、同4.9%下落)や神戸市(4,132万円、同12.6%下落)の下落が近畿圏全体に影響した。
中部圏は3,285万円(同0.2%下落)と3ヵ月連続で下落。愛知県は3,554万円(同0.7%上昇)と連続上昇した。
宮城県は3,485万円(同1.6%上昇)、福岡県は3,480万円(同2.2%下落)となった。
(株)不動産流通センターより
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